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ホームページと管理システムを連携させる|更新漏れをなくす設計

ホームページと管理システムを連携させる|更新漏れをなくす設計

ホームページと管理システムを連携させる記事のアイキャッチ。夜のオフィスの机に置かれたノートパソコン

料金を改定した日、店内の管理システムは直したのに、ホームページの料金表だけ古い金額が残っていた。もう出勤しないキャストが「本日出勤」に並んでいた。先月で終わったキャンペーンのバナーが、まだトップページで回っている。こうした更新漏れは担当者の注意不足に見えますが、原因のほとんどは、同じ情報をサイトと店内の二か所で別々に持っていることにあります。

この記事では、ホームページと管理システムを連携させて、サイト側の更新作業そのものをなくす設計を説明します。料金表、出勤、年齢認証、告知バナーまで、どこを一つにまとめれば更新漏れが起きなくなるかを順に見ていきます。

更新漏れは、同じ情報を二か所に持つから起きる

料金改定の翌日に、サイトだけ古い金額が残る

コース料金を変えるとき、店内で直す場所は受注フォームの計算に使うマスターです。一方、お客様が見るのはホームページの料金表ページです。この二つが別々に管理されていると、片方を直してもう片方を忘れた瞬間に、電話口で「サイトには前の金額が出ています」と指摘される状態が生まれます。受付は謝りながらその場で判断するしかなく、指摘されるまで誰も気づきません。

サイトを触れる人が限られると更新が止まる

もう一つの典型が、更新できる人が一人しかいない状態です。出勤やキャンペーンの情報は毎日動くのに、サイトの編集画面を触れるのは制作会社か、詳しいスタッフが一人だけ。その人が休んだ日から更新が止まり、再開したときには直すべき箇所がたまっています。更新漏れを人の努力で防ぐ体制は、忙しい日ほど破綻します。

連携の考え方は「表示する側がデータを持たない」こと

ホームページと管理システムの連携というと、二つのシステムの間でデータを送り合う仕組みを思い浮かべがちです。CYENの設計はその逆で、ホームページ側にデータを持たせません。公開ページは店内のデータを読み出して組み立てるだけの器で、固定ページの中身は[cyen_today_shifts]のようなショートコード1行です。送信も同期もないので、ずれようがありません。

  • 本日出勤ページ — 当日から7日分のシフトを日付タブで表示
  • キャスト一覧・プロフィール — 在籍キャストの登録内容と写真・動画
  • 料金表ページ — コース料金、指名料金、オプション、エリア別の交通費
  • ランキング、会員登録・マイページ、予約希望フォーム

専用テーマを有効化した時点で、これらの固定ページとメニューは自動で作られます。サイト全体をどう組み立てるかはホームページ制作と集客の全体像で扱っているので、あわせて読むと位置づけがつかめます。

料金表はマスターを直せば、サイトと受注が同時に変わる

コース料金は管理システムのコース設定に登録します。コース名、基本料金、バック金額、所要時間、表示順をここで持ち、これが店の料金の唯一のマスターになります。

管理画面のコース一覧。60分コース12,000円、90分コース16,000円、120分コース20,000円が基本料金・バック・所要時間・表示順の列とともに並んでいる
管理システムのコース設定。料金はここだけで管理し、サイトにも受注フォームにも同じ値が渡る

公開サイトの料金表ページは、この登録内容をそのまま読み出して表を組み立てます。コース料金に続けて、指名料金、オプション、エリア設定に入れた交通費が並びます。ページ側に金額を書いた場所はないので、改定のときにサイトを開く必要がありません。

公開サイトの料金表ページ。コース料金の60分12,000円・90分16,000円・120分20,000円に続いて、指名料金、オプション、交通費の表が並んでいる
公開サイトの料金表。コース設定に登録した金額がそのまま反映される

同じマスターは受付の受注フォームでも使われます。コースを選べば基本料金が入り、指名料やオプション、交通費が加算されます。つまり料金改定は1か所を直すだけで、サイトの表示と受付の計算が同じ瞬間に切り替わります。受注から精算までの流れは予約管理システムの全体像にまとめています。

出勤とキャストは、公開のチェックだけで出し分ける

本日出勤ページに出るのは、シフトが公開になっていて、かつキャスト本人も在籍・公開になっているぶんだけです。判断の材料はこの二つのチェックだけで、サイト用の出勤表を別に作る作業はありません。売止にしたキャストは一覧から消えるのではなく、「完売御礼」の表示で後ろに回ります。

この作りの利点は、出し分けが日常業務の中で完結することです。体験入店で名前をまだ出したくないキャストは公開のチェックを外したまま店内シフトにだけ入れられますし、退店したキャストを非公開にすれば、一覧からもプロフィールからも同時に消えます。出勤希望の集め方から承認まではシフト管理システムの全体像で詳しく扱っています。

年齢認証は、法令への配慮とページ速度の両方で考える

年齢認証は店舗設定のチェック一つで有効になります。初めて訪れた人は認証ページへ送られ、「18歳以上」を選ぶと最初に開こうとしたページへ戻ります。確認の記録は24時間有効なので、同じ人に何度も出ることはありません。管理画面やポータルにログインしている人は対象外です。

気をつけたいのは表示速度との兼ね合いです。認証をあとから読み込む画像や別の仕組みで足すと、キャッシュと噛み合わずに一瞬だけ中身が見えたり、逆に全ページが重くなったりします。CYENは認証済みかどうかでキャッシュを分ける指定をLiteSpeed Cacheへ渡すため、未確認の訪問者にキャッシュ済みのページが出てしまうことがありません。認証ページの配色も、有効にしているデザインテーマに合わせて表示されます。

告知は、期限を持たせて自動で下ろす

キャンペーンの告知も更新漏れが出やすい場所です。スライドバナーは最大5枚まで登録でき、1枚ごとに掲載期間の開始と終了を持ちます。期間を過ぎたバナーは自動的に表示されなくなるため、終わった告知を下ろし忘れるという事故が起きません。リンク先はイベントページか任意のURLから選べます。

新着情報は5件までで、入店速報・写真更新・プロフィール更新をキャストと結びつけて出します。名前もリンク先も選んだキャストのプロフィールから作られるので、そのキャストを非公開や退店にすると、新着情報もサイトから消えます。開けないページへの導線が残りません。どちらもCYENの画面だけで登録でき、WordPressの編集画面を開く必要はありません。

連携する前と後で、更新作業がどう変わるか

場面連携する前連携したあと
料金改定店内のマスターとサイトの料金表を別々に直すコース設定だけを直す
本日の出勤担当者が毎日サイトの出勤表を貼り替えるシフトを入れた時点で公開ページに出る
休み・退店のキャスト消し忘れが一覧に残る公開のチェックを外すと一覧からも消える
終わったキャンペーン気づいた人が手で下ろす掲載期間を過ぎると自動で下がる
更新できる人サイトを触れる担当者だけふだん管理画面を使う受付スタッフ

よくある質問

今のホームページを作り直さないと連携できませんか

必要な機能だけをページ単位で足せます。たとえば既存の料金表ページに料金表のショートコードを置けば、そのページだけが管理システムの登録内容で動くようになります。専用テーマに切り替えると、出勤・一覧・料金表・会員ページなどの骨組みが最初からそろった状態で始められます。

管理システムに入力した内容はどのくらいで反映されますか

公開ページは表示のたびに登録内容を読み出すため、保存した時点の内容がそのまま出ます。キャッシュ系のプラグインを使っている場合は、そのキャッシュが更新されるタイミングに従います。

店内だけで使いたい情報まで公開されませんか

公開するかどうかはキャストごと、シフトごとのチェックで決まります。チェックを入れていないものは公開ページに出ません。顧客名や電話番号、受注メモといった店内の情報は、そもそもサイト側のページが読み出す対象に入っていません。

年齢認証を入れるとサイトは重くなりますか

認証の記録は24時間有効なので、繰り返し訪れる方に毎回表示されることはありません。キャッシュとの兼ね合いも、認証済みかどうかでキャッシュを分ける前提で作られています。通常の閲覧が目に見えて遅くなる作りにはなっていません。

更新作業のないサイトを、実際の画面で確かめる

管理画面に入れた料金と出勤が、そのまま公開ページに出るところをデモでご覧いただけます。今のサイトを残したまま連携できるかどうかも、構成をうかがえばその場でお答えします。

Hideo Shimakawa
Hideo Shimakawa 39 記事

ウインズ合同会社 代表社員。風俗業界歴10年。店舗スタッフとして業界に入り、店長を経てオーナーまで経験しました。デリバリーヘルス、風俗エステ、メンズエステの3業態を実際に開業し、風営法の届出書類も自分で作成してきました。受付の電話を取り、キャストのシフトを組み、ドライバーを回し、月末の締めをやってきた立場から、店舗運営システム「彩艶 CYEN」を開発しています。現場で困ったことしか作っていません。