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風俗店の予約ボードでキャストの空き時間を1画面管理する

風俗店の予約ボードでキャストの空き時間を1画面管理する

予約ボードでキャストの空き状況を確認する受付スタッフ

「そのキャスト、今日の19時は空いていますか?」——電話口でこう聞かれたとき、ホワイトボードと紙のシフト表と予約メモを順番に見ていませんか。確認に時間がかかればお客様を待たせ、記憶で答えれば取り違えが起きます。風俗店の受付でこの確認は一日に何十回も発生するため、1件あたり30秒の差が営業時間全体では大きな違いになります。

この記事では、キャストの出勤と予約を時間軸で1画面に集約する予約ボードの見方と、空き確認から受注登録までを一続きにする操作の流れを説明します。

空き確認に時間がかかる理由は「確認先の数」

情報が3か所以上に分かれている

多くの店舗では、出勤予定はシフト表、確定した予約はホワイトボード、直前の変更は口頭やメッセージ、というように情報の置き場所が分かれています。空きを判断するには、この3つを頭の中で重ね合わせる必要があります。どれか一つでも更新が遅れていれば、答えは変わってしまいます。

「聞かないと分からない」が新人を止める

ベテランスタッフは、キャストの出勤傾向や予約の入り方を経験で覚えています。しかしその知識が個人の記憶にしかないと、新人は毎回誰かに確認しなければ電話を処理できません。確認の待ち時間はお客様にも伝わり、受付の人数を増やしても処理速度が上がらない状態が生まれます。

風俗店の予約ボードは何を1画面に集めるのか

キャストごとの出勤時間と予約状況を表示したCYEN予約ボード
縦にキャスト、横に時間を並べ、出勤時間と予約枠を1画面に表示します。

縦軸にキャスト、横軸に時間

CYENの予約ボードは、縦軸にキャストの写真と名前、横軸に営業時間を配置したタイムライン形式です。1人のキャストの一日が横一列に並ぶため、出勤している時間、予約が埋まっている時間、そして間に空いている時間が視覚的に区別できます。誰かに確認するのではなく、画面を見て答えられる状態になります。

4つのステータスを色で見分ける

予約は進行状況に応じて色分けされます。赤が受付済み、青が確定済み、橙が接客開始、緑が完了です。「予約は入っているが、まだ確定していない枠」と「すでに接客が始まっている枠」を同じ扱いにしないため、案内できる余地があるかどうかを一目で判断できます。ドットをクリックすれば、その受注の詳細をその場で開けます。

現在時刻ラインで「今」を見失わない

ボードには営業日の現在時刻を示す赤いラインが表示されます。忙しい時間帯ほど「今が何時で、次の枠まで何分あるか」の感覚がずれます。ラインを基準にすれば、直近で案内できる時間をその場で判断できます。キャストからの緊急アラートが届いた場合も、ボード上部に警告が出るため見落としません。

空き枠のクリックから受注入力へつなぐ

空き状況が見えるだけでは、受付業務は半分しか終わりません。確認したキャスト名と時間を別画面へ入力し直す手間が残るからです。

空き時間クリック後に利用日・予約時刻・キャストが自動反映された受注フォーム
空き枠をクリックすると、利用日・予約時刻・キャストが受注フォームへ反映されます。

予約ボード上の空き時間をクリックすると、その位置に対応するキャスト、利用日、予約時刻が画面下の受注フォームへ反映されます。時間は30分単位で選択されます。あとは電話番号やコース、場所など残りの項目を埋めるだけです。

フォームではキャストを選ぶと対応可能なコースが連動し、同じ時間帯に重なる予約があれば警告が出ます。「見た時間」と「入力した時間」がずれる転記ミスが起きにくく、空き確認から登録までが一続きの操作になります。

ボードは受注の入口としても機能します。CTI連携を構成した環境では着信バナーが表示され、会員サイトから予約リクエストが届いた場合はリクエストのバッジが出ます。電話、Web、AIチャットと入口が増えても、確認する画面は増えません。受付スタッフが見る場所を一つに保てることが、入口を増やす前提条件になります。

導入前と導入後で、受付の動きはどう変わるか

場面ホワイトボード運用予約ボード運用
空き確認シフト表・ボード・メモを順に照合1画面のタイムラインを見る
回答までの時間担当者や状況に左右される経験年数に関係なく同じ速さ
受注入力確認した内容を別画面へ手入力空き枠クリックで日時・キャストが反映
重複の発見登録後や当日に判明することがある登録前に警告が出る
担当交代経緯を口頭で引き継ぐ全員が同じ画面を見る

記憶を頼りに答えれば、確認漏れやダブルブッキングの原因にもなります。予約ボードの価値は、速く答えられることそのものよりも、誰が答えても同じ結果になることにあります。

予約ボードを現場に定着させる3つのルール

  • 正本を決める:予約の最終的な正しい情報はボードにある、と運用ルールを明文化する。ホワイトボードを残す場合も、参考表示に位置づける。
  • 受付後は必ず登録する:電話を切ってから登録するのではなく、会話中に入力する。後回しにすると分散管理に戻る。
  • 案内前に必ず見る:「たぶん空いている」で答えない。画面を確認してから回答する習慣を、繁忙時間帯こそ徹底する。

この3つが揃わないと、システムを導入しても確認先が一つ増えるだけになります。逆に揃えば、風俗店の受付で最も頻度の高い「その時間、空いている?」という確認を、仕組みに任せられます。

よくある質問

シフトが直前に変わった場合も反映されますか

出勤管理でシフトを修正すると、予約ボードの表示もその内容に従います。キャストポータルから届いたシフト申請を承認した場合も同様です。シフトと予約が別々のツールに分かれていないため、片方だけ古い状態になりません。

複数のスタッフが同時に見ても大丈夫ですか

予約ボードは管理画面上の共通の画面です。受付が複数人いる店舗でも、それぞれの端末から同じ状況を確認できます。加えて、同じキャストの時間が重なる受注を登録しようとすると警告が出るため、別々のスタッフが同時に電話を受けている状況でも重複を検知できます。

自社ルームがある店舗でも使えますか

キャスト単位のタイムラインに加えて、ルームを登録して部屋単位で管理する構成にも対応しています。訪問種別としてホテルと自社ルームを分けて受注に記録できるため、デリバリー中心の店舗と店舗型のどちらでも運用できます。

予約ボードの動きを、実際の画面で確かめる

キャストの出勤と予約が1画面に並ぶ感覚は、実際に動かすのが一番わかりやすい機能です。デモ環境でそのまま操作いただけます。

Hideo Shimakawa
Hideo Shimakawa 39 記事

ウインズ合同会社 代表社員。風俗業界歴10年。店舗スタッフとして業界に入り、店長を経てオーナーまで経験しました。デリバリーヘルス、風俗エステ、メンズエステの3業態を実際に開業し、風営法の届出書類も自分で作成してきました。受付の電話を取り、キャストのシフトを組み、ドライバーを回し、月末の締めをやってきた立場から、店舗運営システム「彩艶 CYEN」を開発しています。現場で困ったことしか作っていません。